先日、フリーのシュ-フィッターさんに、
足と靴の関係性について、詳しくお話を聞く機会があった。
シューフィッターの仕事はまだまだ認知度が低いそうだが、
これが、本当に目から鱗であった。
右足と左足では別人くらい違う人もいるそうで、
足の測定箇所は、片足45ヶ所×両足で90ヶ所にも渡り、
あらゆる角度からその人の足を測定診断してくれる。
靴のサイズの正しい選び方(例えばハイヒールは特に、
靴べらでやっと入るくらいのものを選ぶこと)や、
着地した時に、足の踵が後ろに少し伸びることで、
靴の踵部分をキャッチするという足の動きや、
足にある3つのアーチの役割、また、
外反母趾は横アーチの機能が落ちてことが原因であること
などを、足の構造とともに教えてくださった。
わたしは凝り性なので、好きなものに対しては、
とことん調べたくなるのです(笑)
おかげでますます、ハイヒールに対しての愛が
深まりました。
ルブタンを購入した際は、シューフィッターさんに
調整をお願いして、足にぴったりのものにしたい。
少しの違和感が、エレガンスに繋がるかに影響する。
最後に、一番私が大切にしたいことを、
ナディーヌ・ロスチャイルド男爵夫人の言葉から。
~後で思い出したとき存在感だけは残っている
だけど、何を着ていたかは思い出せない~
ルブタンが主役ではない。
気品高く強烈なエネルギーを放つルブタンを
履いていることすら凌駕してしまう、
センスと存在感を何より大切に目指したい。
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