2018年1月26日

氷点下4度とハイヒールと美意識と

東京は昨日、48年ぶりにマイナス4度と
なったようです。



雨や雪で無い限り、氷点下であっても
ハイヒールでお仕事に向かいます。
ハイヒールの方が歩く際に筋肉を使うので、
体感はそんなに寒くはないのです。



昔から靴にはこだわりがある私ですが、
購入する際に吟味することはもちろん
ハイヒールのウォーキングレッスンを受けたり、
一流ブランドの靴ショップの販売員さんや
靴工場の方へのヒアリング、
(一流ブランドでも工場は杜撰だったりします...)
また、スタイリストの方による靴講座の受講
などなど。笑



振り返っても、靴への情熱には
我ながら笑ってしまいます。



高さにもこだわりがあり
デザインにもよりますが、
7.5~10センチが
わたしの身長とふくらはぎの形と
そして社会との接点を考えた時に、
一番しっくりくる高さです。



10センチ以上のヒールも大変美しいのですが、
わたしの日常には少し大げさでトゥーマッチ。



場合によっては、
相手にも気を遣わせ兼ねない
印象の高さになるので、
仕事や日常に選ぶことはまずありません。



わたしにとってのファッションの役割とは、
まずは自分にとっての心地よさと自己への愛情
その次に他者への心地よさと思いやり、
そして最後に、”魅せること”という順番です。
(ONとOFFでは多少変わります)



これは美意識に関わることですし、
人によって違いますでしょう。
人によって違うことこそが
地球の豊かさでもあります。



ファッションの話だけではもちろんなく、
この”美意識や美学を持つ”ということが
わたしはとても大切だと感じています。



戦争以前の日本人は、
否、敗戦した以前の日本人は
この美意識をお持ちでいらっしゃいました。
(この話はまたいずれ..)



これからの時代は、その眠らせていた
日本人ひとりひとりの中にある美学を、
再び、立ち上げていく時代だと強く感じます。



わたしは何を美しいと感じるのか?



そのことを認識し
心の中心に据えて生きることが、
最終的に、自分を救い自分を活かし
他者をも幸せにすることに
繋がるように思います。





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